酉年限定の御朱印を用意し、「寺をもっと身近に感じてほしい」と話す山口光玄副住職=鹿島市の誕生院

■不動明王を印刷

 酉(とり)年の守り本尊とされる不動明王を祭っている鹿島市納冨分の誕生院が、不動明王の姿が印刷された酉年限定の御朱印を用意した。山口光玄副住職(52)は「御朱印で御利益を授かるとともに、周辺地域を観光するきっかけにもなれば」と期待する。

 誕生院は、平安後期に高野山の復興に尽力した覚鑁(かくばん)上人の誕生の地。本尊のきりもみ不動明王が覚鑁上人の身代わりになり、災難から救ったとされる。

 朱印料は300円。御朱印を受け取る前に本堂に上がってお参りし、本尊の左手につながっている「縁ひも」を握ることができる。

 神社や寺を巡る御朱印集めはこの数年、若い人や女性にも広がっている。山口副住職は「神社も寺も運営が大変な時期だが、いろんな人が来てくれたら交流や発展につながる。もっと寺を身近に感じ、気軽に訪れてほしい」と話している。

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