佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画を巡り、佐賀県は26日、九州防衛局に5回目となる質問書を送った。昨年12月の沖縄・名護沖での米海兵隊機の事故を踏まえた過去の事故原因の説明や、住民説明会で出された質問に対する見解など24項目にわたる。公開討論会や県内各地での説明会開催による県民への説明も求めている。

 安全性に関する質問は7項目。2016年10月の米メリーランド州での海軍機事故、12月の沖縄での大破事故と、最重大とされる「クラスA」の事故が相次いだことに関する防衛省の見解、沖縄の事故の徹底した原因究明と情報開示を求めている。過去の重大事故の調査結果や、過去5年間の国内での米軍、自衛隊機の不時着件数などの説明も要望している。

 昨秋、佐賀市川副町で開かれた地元説明会での住民による質問も取り上げ、排気熱による周辺農作物やノリ養殖への影響、攻撃目標とされることへの懸念などについて説明を求めている。

 公開討論会や説明会開催の要望は、昨年12月に県平和運動センターなどが沖縄の事故を受けて行った県や佐賀市、防衛局に申し入れていた内容で、検討を促している。

=オスプレイ 配備の先に=

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