大刀の根元部分に刻まれた円形模様(白い丸の部分、埼玉県坂戸市教育委員会提供)

 埼玉県坂戸市教育委員会は26日までに、市内の古墳から出土した5世紀後半の鉄製の大刀(たち)に、円形の模様(円文)が見つかったと明らかにした。市教委によると、同時代の出土品で文字が刻まれた剣はあるが、円文が確認されたのは全国初。

 大刀は全長約83センチ。円文は直径約1センチで二重丸の形をしており、刃の根元部分の両面に2カ所ずつ見つかった。たがねのような工具で刻まれたとみられる。市教委は「大刀は近畿地方で作られ、地方の有力者に配られた。円文には象徴的な意味があるのではないか」としている。【共同】

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