肥前さが幕末維新博推進協議会の設立会合であいさつした山口祥義知事=佐賀市の佐嘉神社記念館

 佐賀県が2018年の「明治維新150年」に合わせて開く「肥前さが幕末維新博」の実行組織となる推進協議会が28日、設立された。佐賀県と県内20市町、県芸術文化協会、県観光連盟で構成。17年度の事業としてメイン施設となるテーマ館開設のほか、「北海道開拓の父」と呼ばれた島義勇の銅像制作などに取り組む。

 新年度の事業計画では、テーマ館として「幕末維新記念館(仮称)」を市村記念体育館に整備、プレイベントとして県内5カ所で歴史学者や小説家、地元学芸員らによるリレーシンポジウムなどを開催する。

 また佐賀駅からメイン会場となる佐賀市城内の沿線に佐賀の偉人などのモニュメントを10カ所程度設置する。

 島義勇の銅像も佐賀市内に置く。島は、北海道では北海道神宮や札幌市役所などに銅像や記念碑があるが、佐賀市内にはないという。県では4月中旬から「ふるさと納税」のメニューに盛り込んで寄付を募る。佐賀大に制作を依頼しており、18年9月にも設置する。

 会長に就任した山口祥義知事は「単なる過去の顕彰に終わらず、未来に向けた新たな一歩となるよう皆さんと取り組んでいきたい」とあいさつ。副会長に県市長会長の秀島敏行佐賀市長、県町村会会長の末安伸之みやき町長、脇山行人県肥前さが幕末維新博事務局長を選んだ。

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