当選証書付与の前に、低投票率で終わった市長選への所感を述べる陣内忠小城市選管委員長=小城市役所

 小城市選挙管理委員会の陣内忠委員長は28日、市長選の投票率が42・81%と低調だったことに「遺憾」とする所感を示した。「半数以上が市政のかじ取り役である市長を選ぶ選挙権を行使しなかったのは誠に残念」と、前回に続く50%割れに強い危機感を示した。

 26日投開票された市長選の投票率は2013年の30・67%より12・14ポイント上がった。当日有権者3万7079人のうち2万1206人が棄権した。

 所感は、4選した江里口秀次氏(64)=小城町=への当選証書付与前に読み上げた。高校生約90人が選挙事務に携わったことに触れ「この経験を糧として投票を棄権することなく、地域や政治に関心を持つことを切に願う」と期待した。「民主主義制度の根幹である選挙の重要性を改めて認識し、一人でも多く投票所に足を運び、市政発展のため1票を投じてほしい」と結んだ。

 陣内氏は「小城は新興住宅地が多いだけに、国政、地方問わず選挙への関心が薄い。選管、行政、議会、住民が投票率について議論を深めてほしい」と話した。

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