高校女子の部 17番でバーディーパットを決める松尾奏(致遠館)=神埼市の日の隈カンツリークラブ

 第18回佐賀県ジュニアゴルフ選手権大会(県ゴルフ協会・佐賀新聞社主催)は28日、神埼市の日の隈カンツリークラブで開かれた。県勢は中学女子の部で山中麻緒(城南)が75の好スコアで初優勝。高校女子の部は松尾奏(致遠館)が2年連続の優勝を果たし、中学の部から合わせて“4連覇”を達成した。小学低学年女子の部は岸川希乃華(江北)が制した。

 大会は選手育成や競技力向上が目的で、小学生から高校生までの男女計8部門に佐賀、福岡、長崎県から77人が出場。18ホールズストロークプレーで競った。

 開会式では県ゴルフ協会の指山弘養会長が選手たちを激励。閉会式では佐賀新聞社の富吉賢太郎専務取締役が表彰した。

 【男子】高校の部 (1)安河内蓮(福岡・沖学園)73(2)佐藤蓮清(佐賀・沖学園)75(3)鶴久慧(福岡・柳川)樺島楓(北陵)77▽中学の部 (1)安河内力(福岡・沖学園)76(2)岩下左京(鹿島西部)茅島隆太(長崎日大)79▽小学高学年の部 (1)松井優(福岡・香住丘)78(2)大柿天嵩(福岡・春日野)藤井太己(江北)79▽同低学年の部 (1)西嶋元風(福岡・リンデンホール小学部)77(2)三明蓮(福岡・玄洋)92(3)吉岡智哉(江北)95

 【女子】高校の部 (1)松尾奏(致遠館)76(2)宮原舞弓(福岡・伝習館)87▽中学の部 (1)山中麻緒(城南)75(2)大賀裕花(福岡・香椎第三)河野あずみ(長崎・波佐見)77▽小学高学年の部 (1)山内美桜(福岡・有田)78(2)山中梨緒(北川副)81(3)三明桜子(玄洋)左奈々(福岡・原西)84▽同低学年の部 (1)岸川希乃華(江北)119(2)今嶋怜亜(福岡・内浜)125(3)岸川寧々(江北)140

■ショット安定自己最高タイ

 ○…9人が争った中学女子の部は昨年2位の山中麻緒(城南)が初優勝。安定したショットで自己ベストタイの75をたたき出し、笑顔でトロフィーを掲げた。

 インスタートの前半。二つの3パットでつまずいたが慌てなかった。切り替えて臨んだ後半は、1番でバーディーを奪い好発進。その後も正確なショットで活路を開くと、2オンした7番でもバーディーパットを沈めた。

 山中は昨年の大会でプレーオフの末に敗れて2位。「緊張して駄目だった」というその経験を生かし、この日は終始、落ち着いたプレーで好スコアを築いた。

 5月には小学高学年の部で2位になった妹の梨緒とともに14歳以下の日本代表として米国の大会に出場する予定。「妹には負けられない」とライバル心を燃やしながら、さらなる飛躍を誓った。

■優勝者ひとこと

 松尾奏(高校女子の部優勝) ドライバー、アプローチともにいまいちだったが勝ててよかった。5月にある九州女子アマの励みにしたい。

 安河内蓮(高校男子の部優勝) 高校2年の最後に優勝できてうれしい。高麗グリーンだったが、パターがイメージ通りに転がってくれた。

 安河内力(中学男子の部優勝) 4バーディー、3OBと出入りの激しいゴルフになった。(高校の部優勝の)兄に3打及ばず残念。

■大会講評 永田満競技委員長 感謝の心でプレーを

 体は小さくても鋭いスイングや丁寧なアプローチを見せる選手が多く、とても感心した。

 ただ、この大会はジュニア世代の強化だけが目的ではない。小学校低学年から参加できる数少ない大会で「ゴルフの入り口」としての役割がある。技術面だけでなく、基本的なマナーや精神面を育む場にしたい。

 選手のみなさんは多くの人の支えがあってゴルフができることを忘れず、感謝の心でプレーしてほしい。

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