日米両政府は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の新型輸送機オスプレイについて、定期整備のため30日に陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)に飛来させる方向で最終調整に入った。政府関係者が26日、明らかにした。国内でのオスプレイの定期整備は初めてとなる。同駐屯地は2015年に整備拠点に選定された。

 日本政府はトランプ米政権の安全保障政策が不透明な中、定期整備を防衛協力の一環としてアピールしたい意向だ。

 防衛省によると、整備は富士重工業が請け負う。普天間飛行場の24機が対象で順次、同駐屯地で整備する。日本政府が2019年度から佐賀空港(佐賀市)に配備を計画する陸上自衛隊の17機も対象となる。

 定期整備では、5年に1回の頻度で必要となる分解点検を行う。年5~10機程度を3~4カ月の工期で整備し、試験飛行も実施する。普天間飛行場でも日常的な整備は可能だが、大規模な定期整備に必要な施設は備えていない。

 オスプレイを巡っては昨年12月、空中給油訓練中、沖縄県名護市の浅瀬に不時着し、大破する事故が発生した。【共同】

このエントリーをはてなブックマークに追加