講演する糸山副学長=佐賀市の佐賀新聞社

 大川市など全国で6キャンパスを展開する国際医療福祉大学の特別講演会(佐賀新聞社共催)が22日、佐賀市の佐賀新聞社で開かれた。神経内科が専門の糸山泰人副学長が脳の可能性と不思議について語ったほか、高校生向けの進学相談会もあった。

 糸山副学長は「脳はスーパーコンピューターで個人にとっても人類にとっても宝物」と紹介した。プロ野球選手がボールを捕球する時の一連の動きはすべて脳によるものと例示し、「脳の活動の連続がその人の人生と言える」と語り、脳が人にとって重要であることを伝えた。

 ピアノ演奏を一度聞いてすぐに同じ曲を演奏できたり、一度見た風景を詳細に描いたりすることができる天才的な能力を持つ人がいることも紹介し、「人の脳は無限の可能性を持っている」と強調した。高齢による物忘れや認知症については、「早期発見、診断で改善できるケースがある」と早めの受診を勧めた。

 会場からは、チーム医療などに関係する質問が相次いだ。講演に先立ち同大福岡保健医療学部の原口健三・作業療法学科長が、医療分野の専門職を目指すカリキュラムを紹介した。講演会には約75人が参加した。

このエントリーをはてなブックマークに追加