「幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊」の迫真の演技に見入る赤松小の児童ら=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

 佐賀市の赤松小(山田良典校長)の5年生97人が8日、同市の佐賀城本丸歴史館を訪れ、「幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊」の寸劇で佐賀の偉人や歴史を学んだ。

 児童に郷土への愛着を持ってもらい、保護者同士の親睦を深めようと学年活動の一環として実施した。児童らは冒頭、おもてなし隊が普段練習で行う「早口言葉練習」を体験。かむことなくスラスラ発音するおもてなし隊をまねて、みんなで一斉に復唱した。

 寸劇には大隈重信、佐野常民らに扮(ふん)した6人が出演。敗色濃くなった佐賀の乱で、理想の国を夢見て散った江藤新平と島義勇の葛藤を描く「さがんもん」と、若くして挫折を味わった大隈が枝吉神陽から国学を学んで大成する「どがんすっと、大隈?」で披露される迫真の演技に、児童が真剣なまなざしで見入った。

 6人が時折ユーモアを交えながら舞台を盛り上げると、会場は笑いの渦に包まれた。中嶌爽詠君(10)は「新しい発見もあって、もっと知りたくなった」と話していた。

 保護者と児童のワークショップもあり、事前に調べた家の家紋と名前を画用紙に書き、割り箸に貼り付けてミニのぼり旗を作った。同校は県が取り組む「文化体験・鑑賞教室」開催事業を活用した。

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