軽やかな囃子に乗って町内を駆け巡る徳須恵祇園祭の山笠=唐津市北波多

■きらびやか山笠練り歩く

 260年以上の歴史がある「北波多徳須恵祇園祭」が22日、始まった。高さ約6メートルある山笠が軽やかな囃子に乗り、100人を超える参加者に引かれて練り歩いた。子ども山笠も元気に進んだ。23日も午後4時~同8時半まで町内を回る。

 今年の前山は「真田幸村義を貫く茶臼山の激闘」。午後5時、囃子の音が鳴り響くと山笠は八坂神社を勢いよく飛び出した。西日を受けた装飾がきらきらと輝きながら町内を進んだ。男衆が「声出せ」と張り上げ、交差点では民家の軒先にぶつかりそうになりながら、「エンヤ」の掛け声と同時に大回りしていた。

 大人山笠に先駆けて子ども山笠も町内を進み、近くの幼稚園や保育園の園児たちが一生懸命綱を引いた。田中悠陽くん(5)は「ひっぱると重かった。人がいっぱいでお祭りは好き」と笑った。

 祭りは1752年に始まり、65年に炭坑の閉鎖や人口減少を理由に一時中断。82年に復活した。

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