「上峰椿油」をPRする上峰町商工会女性部長の江島昭子さん=上峰町商工会

上峰町商工会女性部が商品化した「上峰椿油」

■町木生かし商品化2年目 商工会女性部

 上峰町商工会女性部が手がける「上峰椿油」が好評だ。町木のツバキを町内外にアピールしようと昨年度から商品化したところ、限定300本が完売した。本年度分は昨年12月末に完成し、早くも注文が相次いでいる。

 日本固有のヤブツバキが役場周辺や町内の公園などに植えられており、女性部は以前からツバキ油作りに取り組んでいた。しかし、いったん途絶えていたため、2015年度に県のチャレンジ交付金を活用して新たに商品開発に取り組んだ。

 PRするためには正しい知識が大切と15年6月頃から、西九州大の協力を得て研修を重ねた。同商工会女性部長の江島昭子さん(55)は「人の肌にも含まれるオレイン酸が85%以上含まれていて保湿力に優れ、傷んだ髪にも良いことなどを学んだ」という。

 商品化に向けては、使いやすいポンプ式の容器に入れ、独特の香りを和らげるために天然のローズマリーとスイートオレンジのエッセンシャルオイルを配合するなど工夫した。頭皮や髪、肌のマッサージなどに使用を勧めている。15年11月下旬に完成し、ふるさと納税の返礼品で出した30本はすぐに売り切れ、約半年で300本が完売した。

 本年度は昨年10月頃から収穫を始め、町の広報でも実の提供を呼びかけたところ、約40キロが集まった。収穫した実は天日で乾燥させ、粉砕してからゆっくり圧力をかけて搾油。東京の化粧品会社に依頼し、香り付けのオイルを加えて完成させた。1本40ml入りで、価格は2100円(税込み)。

 江島さんは「たくさんの人にツバキ油の良さ、優れている点を知ってほしい。それが町のイメージアップにもつながれば」と意気込む。問い合わせは同商工会、電話0952(52)9505。

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