佐賀まちゼミで、郷土玩具の講座を開く城島正樹さん=佐賀市の佐賀一品堂

 店のオーナーが専門知識やプロの技を伝える「佐賀まちゼミ」が、佐賀市中心部の18店舗で催されている。フラワーアレンジメントや脳年齢チェックなど、各店の個性が光る24講座が2月21日まで開かれる。すでに予約で満員の講座もあり、反響は大きい。

 「まちゼミ」は2002年に愛知県岡崎市で始まり、全国に広がっている取り組みで、県内での開催は初めて。商店街単位で催し、その店ならではの講座を開くことで店主の人柄や店の特徴を知ってもらい、店と地域をPRする。

 佐賀まちゼミに参加する佐賀市唐人の「佐賀一品堂」は、佐賀の伝統工芸品や手作り品などを販売する雑貨店。2月5日午後1時と20日午後7時から、郷土玩具の由来や歴史が学べる講座を開く。みやき町の「寒水(しょうず)がらがら」や武雄市の「カチカチ車」など、今は作られていない玩具の貴重な現物にも会うことができる。神埼市の「尾崎人形」を東京の展示会で売り込むなど郷土玩具の復興に力を入れる店主・城島正樹さん(30)が、熱のこもった解説で楽しませる。

 26日にも同講座を開いた城島さんは「受講者は初来店の方ばかり。年齢層も普段の客層と違う」といい、「講座が商店街を訪れるきっかけになれば」と話す。受講は無料で、残席わずか。申し込みは佐賀一品堂、電話070(5276)2797。

 講座はほかにも料理やファッション、健康福祉など多彩な内容がそろい、ユマニテさがのホームページから確認できる。問い合わせはNPOユマニテさが、電話0952(22)7340。

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