佐賀空港への自衛隊新型輸送機オスプレイ配備計画で、佐賀県は25日から漁業者の意見聴取をする。国の公共事業への不信感が根強いことから、国と漁業者の信頼関係構築のために、配備計画のほか、有明海再生や水産振興策に関する意見を聞いて、国に伝える。

 関係者によると、意見聴取は県有明海漁協の各支所や地区ごとに実施する予定で、25~31日の日程で調整している。初回の25日は鹿島、白石地区で、鹿島市、たら、白石、新有明支所が対象。最終回の31日は、計画予定地の地権者の大半が所属する南川副支所の意見を聞く予定という。

 県側は政策部長ら担当職員のほか、池田英雄副知事も可能な限り出席する。意見聴取では「何に不安を抱いているのか、どうすれば国への不信感が払しょくできるのか、などを聞きたい」(県幹部)としている。

 漁協では、全15支所で配備計画に対する意見をそれぞれ集約し、それを踏まえて漁協としての統一見解を取りまとめる。漁協関係者によると、25日には鹿島・白石地区の4支所が統一見解を示すという。

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