佐賀市消防防災課専門官の野田公明さんの講話を聞く嘉瀬町の住民ら=佐賀市の嘉瀬小学校

 佐賀市嘉瀬町の住民による自主防災訓練が3日、同町一帯であった。住民をはじめ警察、消防など約500人が参加。水害を想定した避難訓練や防災講話を通し、暮らしの安全や安心について意識を高めた。

 九州北部が記録的な大雨になったという想定で訓練を実施した。防災無線を聞いた住民は各自治会の公民分館へと避難。その後、2次避難所となる嘉瀬小体育館へ整然と移動した。

 防災講話では市消防防災課専門官の野田公明さんが地震時の安全対策について話した。熊本地震では益城町の被災者に救援物資が届くまで3日かかったことを紹介。食料や水など普段からの備えが必要と訴えた。同町自治会協議会長の北島秀雄さんは「訓練を続けることで、皆の防災意識が高まっていけば」と話した。

 同町では1953(昭和28)年6月に起きた大水害を忘れないため、6月26日を「防災の日」とし、7月の第1日曜を「防災訓練の日」と定めている。訓練は今年で8回目。

このエントリーをはてなブックマークに追加