■佐賀と長崎の両県は2015年8月、地方創生に関わる連携協定を結び、本年度は肥前窯業圏の取り組みがあった。今後、力を入れたい分野や事業を挙げてほしい。

 知事 元々、長崎と佐賀は肥前国と言われていたように、一つの県であってもおかしくない間柄だと思っている。山口知事から連携の提案があった時、即座に賛成した。今後もっと多様な地域で連携を深めていきたい。

 例えば、有明海沿岸地域の太良町と諫早市、北部の伊万里市と松浦地域などで連携を強化し、まちづくりや交流人口の拡大に結び付けたい。既に太良町と諫早市の間では、旧長崎街道を「歴史の道」として活用しようという構想があるし、伊万里と松浦地域でも伊万里湾を共同で観光開発できないかと検討されている。

 特に伊万里、松浦地域は西九州自動車道が建設中であり、松浦鉄道という財産がある。沿線地域が連携してまちづくりと情報発信を行い、国内だけでなく海外からも誘客できるようになればと期待している。

 産業面でも、佐世保重工業(SSK)が名村造船所の傘下に入り、両県のつながりは強まっている。造船業は今、人材確保で相当苦労しているようだ。共同で人材の育成に取り組むなどいろんな可能性があるのではないか。

このエントリーをはてなブックマークに追加