吉岡薫八段と対局する園児たち=佐賀市川副町の小鹿幼稚園

 神埼市出身のプロ囲碁棋士吉岡薫八段(56)=名古屋市=が26日、佐賀市川副町の小鹿幼稚園(副島利孝園長)を訪れた。吉岡八段は年長園児(26人)と対局し、園児は緊張した面持ちで黒石を打ち、「黒の勝ち」と言われると笑顔を見せた。

 吉岡八段は対局前、「斜めに並べるように打つと、石を取られやすくなる。縦や横でつなげるのがこつ」と園児に伝授。7路盤に向かう園児は吉岡八段の一手一手に興味津々。自分の順番が回ってくると、慎重に石を打っていた。吉岡八段の勝ちが決まると、園児は悔しそうな表情で「ありがとうございました」とあいさつした。

 園田彩乃ちゃん(6)は「ドキドキした。囲碁は打つところが楽しい。もっと打ちたい」といい、吉岡八段は「いい手を打つ子もいた。囲碁を好きになり、打ち続ければと強くなれるかも」と期待していた。

 同園では週に1回囲碁教室を開いており、副島園長は「囲碁を通じて、静かに過ごす習慣やコミュニケーション能力を育てたい」と話す。

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