インタビューに答える蓮舫民進党代表=佐賀市のホテルニューオータニ佐賀

■統一地方選、女性候補倍増を指示

 民進党佐賀県連の定期大会が27日、蓮舫党代表が出席して佐賀市で開かれた。蓮舫氏は佐賀新聞社のインタビューに応じ、次期衆院選での野党連携に関し、全国一律ではなく地域ごとに判断する姿勢を強調した。党勢拡大に関しては、2年後の統一地方選で女性の候補者を倍増させたい考えを示した。

 -次期衆院選での野党共闘をどう考えているか。

 蓮舫氏 野党連携は全国一律ではない。地域の特性を見ながら、野党4党の選挙責任者が実に細かく調整している。何がその時の大きな国民の関心事になるのかによっても変わる。地域性を含めていろいろと勘案し、総選挙が近くなって、それぞれ決断していく。

 -佐賀県内で市議選などが相次ぐが、地方での党勢拡大をどう目指すのか。

 蓮舫氏 地方議員が増えれば国政でも力になる。党本部に要請があれば、できることは支援したい。特に2年後の統一地方選では、女性の候補者を倍増させるよう指示している。基礎自治体の政策は生活に近いが、女性の視点が欠けているのは残念。女性の力を発掘し、伸ばしていきたい。

 -原子力政策を巡る所見を。

 蓮舫氏 「3・11」を経験したこの国で、まだ原発に頼る選択をし、ベースロード電源にする政治決定はおかしい。エネルギー改革、脱原発をリードしていく政党でありたいと思っている。全ての原発が止まっていても、省エネと再生エネルギーの取り組みは進み、この国はつぶれていない。新たな道を歩まない選択を今の政権がしているのは理解できない。

 -諫早湾干拓事業の開門問題をどう考えているか。

 蓮舫氏 現地で悩んでおられる方の解決の道が遠のくことがあってはならない。今の政権と漁業者、営農者には距離感があり、政治の判断、指導力が見えない。行政として、司法の判断に委ねすぎていて、そこが寄り添っていないように見える大きな要因だと思う。

 -佐賀空港へのオスプレイ配備計画については。

 蓮舫氏 国が(押し付けるような)強すぎる判断をすることで、県民が二分されるような思いを引きずってはならない。事故を起こした場合の調査結果は、ほぼクローズにされている。情報公開が民主主義の最低条件だと思っており、これがないままで「国防に協力せよ」という姿勢では、話し合いを始めるのは難しいのではないか。

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