オレンジの光を放ち、車輪をきしませながら旋回する山笠=唐津市浜玉町

 唐津市重要無形文化財の「浜崎祇園祭」が22日、唐津市浜玉町で始まった。高さ15メートル、重さ5トンの山笠3台は日本最大級で、灯籠が放つだいだい色の光に多くの見物客が見入った。

 祭りは諏訪神社の祭礼で、1753年に、浜区の漁師が大漁を、西区の農家が豊作を、東区の商人が商売繁盛を祈って町内を回ったのが始まりとされる。今年は「おんな城主井伊直虎」「賤ケ岳の戦い」「宇治川の合戦」を題材に飾り付けた。

 綱を持つ参加者が「ヨイヤサー」と叫びながら山笠を曳(ひ)き回した。諏訪神社前での「大まぎり」では、山囃子(やまばやし)が響かせる笛や太鼓などの軽快な音色に合わせて山笠が旋回。締め込みをした男たちが汗をしたたらせながら走る姿に、見物客からは拍手が起こった。

 23日の最終日は午後3時に諏訪神社を出発。午後8時ごろに諏訪神社前で「大まぎり」がある。

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