準決勝・鳥栖-鹿島 8回裏鹿島無死二、三塁、2番松尾武蔵が中越えの3塁打で2打点を挙げ、7-9と点差を縮める=佐賀市のみどりの森県営球場

 15安打で8点を奪いながらあと一歩届かなかった鹿島。八回裏、自らのバットで同点機を演出した松尾良太は「みんなが背中を押してくれたから、ここまでやれた」。悔しさをかみしめながらも、仲間やスタンドの応援に感謝した。

 八回裏、1点を返してなおも無死二、三塁の絶好機。「3年間の思いを込め、初球から振っていった」と松尾良。打球は中越え三塁打となり、2点を加えた。続く深村晃紀の犠飛で生還。一気に4点を奪い、「同点の本塁を踏んだときは泣きそうだった」と振り返るが、最後に突き放された。

 必死に鳥栖に食らいつき、「先輩たちは本当に格好良かった」と1年の川島泰博。

 奮闘した松尾良は「3年生の姿を見てくれたと思う。来年頑張ってほしい」。思いは次代に引き継がれた。

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