準決勝・鳥栖-鹿島 9回表鳥栖1死二、三塁、6番中村将希の中犠飛で三走内田龍生が決勝のホームを踏む。捕手光武俊一朗=みどりの森県営球場

準決勝・鳥栖-鹿島 8回裏鹿島無死二、三塁、2番松尾良太(右)が中越え三塁打を放ち、7-8と追い上げる=みどりの森県営球場

鳥栖9-8鹿島

 ▽準決勝(みどりの森県営球場)

鳥栖002 202 111 9

鹿島100 001 240 8

▽三塁打 北崎(鳥)松尾良(鹿)▽二塁打 高島、北崎(鳥)川島、福島、久島、光武(鹿)

 両チーム合わせて30安打の乱打戦を鳥栖が制した。

 鳥栖は8-8で迎えた九回、先頭の3番内田が四球で出塁。4番松石の中前打と5番實松の内野ゴロで1死二、三塁とすると、6番中村の中犠飛で決勝点を挙げた。投手陣は我慢のマウンド。亀川、中尾とつなぎ、粘る相手打線を振り切った。

 鹿島は八回、3本の長打を絡めて4点差を追いついたが、最後に主戦福島が力尽きた。

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■また最終回決めた

 またしても土壇場で勝負を決めた。2試合連続逆転勝ちで勢いに乗る鳥栖が、この日も九回に決勝点。鹿島の猛追に冷や汗をかいたが、堀江幸弘監督は「競り合って勝てたことが大きい」と緊迫した試合をしのいだ意義を強調した。

 4点リードの八回。先発の亀川嘉輝に代え、直球の伸びや切れのあるスライダーが武器の2年中尾文治を投入した。ただ、セーフティーバントと四球で無死一、二塁といきなりのピンチ。甘く入った初球を狙われ、連続長打と犠打で4点を失い追いつかれた。

 それでも、「調子は悪くなかった」と中尾。チームメートも「大丈夫」と中尾を信じ、監督にもアピールした。励まされた中尾は、相手の走塁ミスにも助けられて八回の危機を脱出。味方が中村将希の犠飛で泥臭く1点を挙げた九回は三者凡退で締めくくり、「決勝も全力でぶつかりたい」とふっきれた様子だった。

 鳥栖が母校でもある堀江監督にとっては、高校時代の恩師・平野國隆元監督が4年前に亡くなってから初めての決勝進出。「とにかく勝って、平野監督に報告したい」。選手に劣らぬ、栄冠への執念をのぞかせた。

鳥栖9―8鹿島

  鳥 栖  打安点

(6) 藤 永421

(7) 小 柳300

(9) 内 田400

(8) 松 石522

(5) 高 島430

 R  中島維000

 5  實 松100

(3) 中 村332

(2) 石 丸422

(1) 亀 川200

 H  前 田100

 1  中 尾100

(4) 北 崎332

   計 35159

 振球犠盗失併残

 8544208

  鹿 島  打安点

(7) 川 島421

(9)3松尾良512

(6) 深 村321

(8) 楠 久531

(1) 福 島510

(4) 江 口411

(3)5久 島531

(5) 江 藤100

 H  岡 100

 5  古 賀000

 H  松尾泰110

 9  蒲 田000

 H  荒 川100

(2) 山 口000

 2  光 武211

   計 37158

 振球犠盗失併残

 04411110

投 手回 安振球

亀 川7 1003

中 尾2 501

福 島9 1585

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