【志佐治徳陣営】事務局長 村山俊子氏(70)

【田中路子陣営】選挙対策本部長 若狭侍郎氏(30)

【峰達郎陣営】総括責任者 中村康久氏(71)

【岡本憲幸陣営】選挙対策本部長 古賀和裕氏(61)

 新人4人がしのぎを削る唐津市長選は、29日の投開票日まで残り1日となった。各陣営の参謀たちに手応えや最後に訴えたいことを聞いた。

【志佐治徳陣営】地道な活動 支援じわり 事務局長 村山俊子氏(70)

 出馬表明は一番遅かったが、1日20カ所以上でのつじ立ちをこなしてきた。派手さはないが地道な活動でじんわりと支援が広がっているのを実感する。

 唯一、玄海原発再稼働反対を掲げている。世論調査で、半数が再稼働反対という結果は自信につながった。市内を回っていても表だった反応は返ってこないが、「声なき声」をすくい上げるのが役割。日を追うごとに、応援の電話や握手を求める人が増えている。期待を感じている。

 今回の選挙は、市政の不正腐敗を正すための選挙。志佐のような誠実、実直な人物こそ、次の市長に求められるものではないか。政策を理解してもらうため、最後の一分一秒まで訴えていく。

【田中路子陣営】高齢女性、男性にも共感 選挙対策本部長 若狭侍郎氏(30)

 陣営独自の世論調査では、旧唐津市中心部では「そこそこの票が取れるのでは」との手応えを感じている。ただ、上場と下場の旧郡部では、「他候補のコツコツとした活動が効いている」と分析している。69歳という年齢を感じさせない行動力と、「女性目線によるきめこまやかな市政」の訴えのもと、女性の高齢者をはじめ男性にも共感を広げている。

 選挙スタイルにしても「唐津にムーブメントを起こしたい」との思いでガラス張りの街宣車を投入し、無党派層の関心を掘り起こした。有名人の応援演説によってSNSでは若い世代の話題をさらっていて、過去2回の選挙結果とは違う感触はつかんでいる。

【峰達郎陣営】危機感持ち気引き締め 総括責任者 中村康久氏(71)

 立候補の表明自体は早かったが、選挙の態勢づくりが進んだのは11月の唐津くんちが終わってから。後援会支部を通じて「今のままでいいのか。唐津を変えないといけない」ということを丁寧に説明してきた。それが一般市民に浸透し、勝手連的な動きに広がってきている。公開討論会のテレビ中継後にはいい反響があり、出陣式にもかなりの人たちが集まってくれた。

 選挙戦では序盤は旧郡部を固め、終盤は大票田の市中心部を重点的に回り浮動票獲得に力を入れている。世論調査で「先行」と報じられたが、陣営としてはそのことで逆に危機感を持ち、気を引き締めている。一人でも多くの有権者に政策を訴え、支持を広げたい。

【岡本憲幸陣営】信頼と人柄連帯感築く 選挙対策本部長 古賀和裕氏(61)

 相手に先行を許しているとの世論調査で陣営が引き締まった。ほかの候補と違い、本人自身初めて選挙で、立ち振る舞いで至らぬところもあった。だが、ここに来て公務員から候補者に変わり、その差も縮まってきていると思う。

 いろんな戦い方があるが、「自分らしい勝ち方で勝つ」という候補者自身の意思を尊重している。例えば、厳しい財政事情など市の実情に詳しい分、やれそうにないことは言わない。

 彼は信頼できる男。人柄が人柄を連れてきて、連帯感を築き、唐津の資源を最大限に生かす、その意識へと変えられる。「清廉で信頼ある市役所」をつくり、そして「安定」へ導いていけるのは岡本、と最後まで訴えていく。

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