来年1月2、3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝に出場する21チームの区間エントリーが29日に決まり、3連覇と大学駅伝3冠を目指す青学大は2区に3年連続でエースの一色恭志を配置し、山上りの5区に貞永隆佑を起用した。前回大会で区間賞を獲得した下田裕太と田村和希はレース当日に交代可能な補欠として登録した。

 3大会ぶりの頂点を目指す東洋大は大黒柱の服部弾馬に1区、故障から復帰した口町亮に3区を託した。前回3位の駒大はエース中谷圭佑を補欠に回し、5区には2年連続で大塚祥平を置いた。

 東海大は2区を関颯人、5区を館沢亨次の1年生が担う。全日本大学駅伝2位の早大は武田凜太郎を1区で起用した。補欠との入れ替えは2日間で合計4人まで認められている。

 県出身選手は4人がエントリーした。県出身選手は次の通り(かっこ内は出身高校)。

 ▽順天堂大 4区・吉岡幸輝(白石)▽帝京大 8区・宇佐美聖也(白石)▽神奈川大 4区・宗直輝(鳥栖工)▽上武大 1区・坂本佳太(鳥栖工)

■V3狙う青学優位

 第93回東京箱根間往復大学駅伝は21チームが参加し、来年1月2日に往路、3日に復路が行われる。選手層の厚さを武器に3連覇と史上4校目の大学駅伝3冠を狙う青学大の優位は揺るがない。前回大会2位の東洋大、3位の駒大や東海大、早大が追いかける。

 出雲全日本大学選抜と全日本大学の両駅伝を制した青学大は前回4区区間賞の田村和希や8区区間賞の下田裕太を補欠に回し、起用法に幅を持たせた。2区を3年連続で走る一色恭志らでリードを奪い、「山の神」と呼ばれた神野大地(現コニカミノルタ)が抜けた5区の貞永隆佑にたすきをつなぎたい。

 東洋大は序盤から実力者を並べた。1区のエース服部弾馬、出雲、全日本を欠場した3区の口町亮、4区の桜岡駿らが青学大に重圧をかけられるか。駒大も往路を重視し、前回と同様に2区に工藤有生、5区に大塚祥平を置いた。2大会続けて3区を走っている中谷圭佑は補欠登録。その起用法も注目される。

 東海大は1年生の出来が鍵を握る。未知数な部分も多いが1区の鬼塚翔太、2区の関颯人、5区の館沢亨次で大崩れしなければ面白い。全日本大学駅伝2位の早大は1区の武田凜太郎、3区の平和真ら4年生が充実しており総合力は高い。今季、安定した成績を残す山梨学院大は2区のドミニク・ニャイロがどんな走りを見せるか。

◇箱根駅伝最近10大会の優勝校

 年 総 合 往 路 復 路

2007 順 大 順 大 順 大

  08 駒 大 早 大 駒 大

  09 東洋大 東洋大 東洋大

  10 東洋大 東洋大 駒 大

  11 早 大 東洋大 早 大

  12 東洋大 東洋大 東洋大

  13 日体大 日体大 駒 大

  14 東洋大 東洋大 東洋大

  15 青学大 青学大 青学大

  16 青学大 青学大 青学大

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