再稼働への同意をしないよう佐賀県に申し入れる「いとしまシェアハウス」の住人ら(右の列)=佐賀県庁

 九州電力玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働に関し、福岡県糸島市に移住した20~30代の住民が29日、佐賀県に同意しないよう申し入れた。九州は全国的にも移住者が増えるとして、安心できる暮らしを求めている。

 申し入れたのは、東日本大震災以降、関東などから移住した人たちが暮らす「いとしまシェアハウス」の住人。福島第1原発事故の経験から自給的な暮らしにシフトしたものの、玄海原発の半径30キロ圏内にあり、「事故があれば影響を受けるが発言権がない。電気を作るために命が脅かされては本末転倒」と指摘した。

 申し入れた川野茜さん(31)は、お金ではなく自然や文化、人のつながりに豊かさを見つけようとする人が増えていると説明し「説明会を聞いたが不安になるだけだった。これで住民が納得したといえるのか」と訴えた。

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