客室にテレビがあるのに受信料を払っていないとして、NHKがビジネスホテルチェーン大手「東横イン」に支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は29日、請求をほぼ認め、計約19億3千万円の支払いを命じた。NHKによると、受信料訴訟で認められた支払額では過去最高。

 訴訟では、全国230カ所余りのホテルに設置されたテレビ計約3万4千台の2012年1月~14年1月分の受信料が争われ、東横イン側はNHKとの間に一部は支払いを免除するとの合意があったと主張した。

 中吉徹郎裁判長は「放送法は公平な徴収という観点から合意による免除を許可していない。契約の経緯を検討しても合意があったとは認められない」と退けた。

 13年10月に別会社に経営譲渡したホテル1カ所に関しては、東横イン側が受信契約書を提出していなかったことから、判決は、契約が承諾されていないと判断、支払いを認めなかった。【共同】

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