故郷で初めて個展を開いた牧瀬貢さん(中央)。ふるさとへの思いを込めて描いたという作品(右)は「我がふるさと吉野ヶ里」=吉野ヶ里町のギャラリーアートえる

 吉野ケ里町出身の牧瀬貢さん(79)=横浜市=の水彩画展「スペインの風景に魅せられて」が同町のギャラリーアートえるで開かれている。世界遺産やパラドール(国営高級ホテル)などを描いた作品67点を展示している。故郷で初めてとなる個展で、牧瀬さんは「スペインを旅行したような気分になってもらえれば」と話す。2日まで。

 絵を描き始めたのは定年後のこと。最後に赴任したスペインで5年間過ごし、その魅力にのめり込んだ。絵のテーマとなったパラドールはかつての歴代王国の城や由緒ある修道院など歴史的に価値のある建造物を改装したり復元したりしている宿舎で「まるで中世にタイムスリップしたような感覚」と牧瀬さんは話す。

 現在も年に1度、スペインを訪れている。スペインが舞台となった歴史や文学作品を読み、浮かぶ情景がヒントになるという。世界遺産や花が咲く田園の風景、今回の個展用に故郷を描いた作品も展示している。

 開館は午前10時~午後6時(最終日は午後4時まで)。問い合わせは同ギャラリー、電話0952(53)8768。

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