「伊万里のはなれ」をコンセプトに発表した。右下は前田家住宅

 14日から3日間、伊万里を舞台に初めて「リノベーションスクール@伊万里」(佐賀県主催)が開講された。中心市街地の空き家となっている前田家住宅、馬場書店、重松酒店が対象となって、各ユニット8人編成で現地視察や町歩きを体験しリノベーション(再開発、刷新)を図った。

 16日の公開プレゼンテーションでは、以前から気になっていた前田家住宅のリノベーションに興味を引かれた。元和年中(1615~1624)前田作右衛門が伊万里郷町裏村に居を構え、寛永19年(1642)まで初代大庄屋を務めた。初代有田皿山代官山本神右衛門重澄の後妻になった作右衛門の娘が万治2年(1659)6月11日に生んだ子が、後に「葉隠」の口述者となる山本神右衛門常朝だった。このチームは歴史的空間を体験する農機具体験や宿泊事業「一棟貸の宿」とスケールの大きな提案だった。

(地域リポーター・藤泰治=有田町)

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