堅守速攻で10年ぶりの優勝を目指す男子の神埼清明。主将の馬場﨑宙夢が攻守の要となる=神埼市の同校

 【男子】6校が出場。堅守速攻を武器に昨年10月の新人戦を制した神埼清明と10連覇を狙う清和の戦いに注目が集まる。

 10年ぶりの頂点を目指す神埼清明はGK石橋裕太、PV馬場崎宙夢を中心とした堅い守備が持ち味。鍛え上げたフットワークと多彩な守備陣形で簡単にシュートを打たせない。攻めはCB西久保緋音を起点に速攻で得点を重ねる。

 対する清和は強気の守備から攻撃につなげるスタイル。各選手が瞬時の判断で相手守備の裏を突くパスワークを見せる。身体能力の高いサウスポー、RB宮崎樹通の復帰も好材料だ。

 【女子】5校が出場。新人戦で全勝し、2年連続の頂点を狙う神埼清明を軸に清和、佐賀女子が絡む展開が予想される。

 神埼清明は走るハンドボールを展開。自慢の機動力で相手を上回り、速攻で得点を重ねる。攻守の要となるCB平尾奈々は、身長148センチと小柄ながら強気のパスワークが光る。GK定冨遥菜の出来も勝敗の鍵を握りそうだ。

 大型選手がそろう清和は高い攻撃力を誇る。打点の高いシュートを放つLB野中理生を軸に、序盤からリードを奪えるかがポイントとなる。佐賀女子は持ち味のスピードと泥臭い守備で優勝争いに絡みたい。

■柔道男子 佐賀工、戦力に厚み

 【男子】12校が競う団体は激戦が予想される。第1シードは昨秋の県新人大会を制した佐賀工。力のある選手がそろい、2年ぶりの優勝を狙う。前回覇者で第2シードに入った鳥栖工、全国高校選手権県大会で佐賀工を下した第3シードの佐賀商も頂点を見据える。

 個人戦は7階級で、60キロ級の豊島我空(佐賀商)、81キロ級の靏本健太(小城)、100キロ超級の塙元輝(佐賀工)などが有力。66キロ級はいずれも昨年の全国中学王者で、4月の全日本カデ体重別選手権60キロ級覇者の近藤隼斗(佐賀工)、同55キロ級3位の田中龍馬(佐賀商)が注目される。

 【女子】3人制の団体戦には7校が出場する。県新人大会で優勝し、3連覇を目指す佐賀商が第1シード。選手権県大会で佐賀商を下した小城が第2シードで、北陵、佐賀農も上位をうかがう。7階級で実施する個人は、70キロ級の山本日菜ら佐賀商勢に力があり、63キロ級の大石野乃(小城)も頂点をうかがう。

《なぎなた》

 団体は5連覇を狙う佐賀東に牛津が挑む。昨年11月の新人大会は延長戦までもつれただけに、今回も激戦が予想される。

 佐賀東は、技の速さが持ち味で昨年の全国総体を経験した江口友梨が軸。ポイントゲッターの有吉夕妃の存在も心強い。

 牛津は3月の全国選抜個人で5回戦まで進んだ真島伶奈が中心で、冷静な試合運びが光る。

 個人もこの3人を中心に混戦になりそう。鹿島実、鹿島、鳥栖、嬉野からは1人ずつ出場する。

 演技は有吉・塘萌々香組(佐賀東)と村岡里緒菜・吉田菜紀組(同)が頂点を狙う。

《アーチェリー》

 男子団体は高志館と厳木が出場する。高志館は全国選抜を経験した畑瀬隆嗣が中心。3年生を主体とした高志館に、2年生チームの厳木が挑む。女子団体は高志館のみが出場する。

 個人戦の優勝争いは男女ともに混戦模様。男子は厳木、高志館から16人、女子は小城、厳木、高志館から10人が出場する。

《ヨット》

 【女子】JOCジュニアオリンピックカップの女子420級で国内選手トップの3位に入った唐津西の中山由菜と唐津東の高田彩良に注目。中山は1年の鈴木萌風と420級に出場し、九州大会でも上位を目指す。高田はFJ級に出場する。

 【男子】420級に唐津工と唐津西から2艇が出場。シーホッパー級SRは九州高校選抜に出場した唐津工の井上寛太と牧原直希が争う。

《レスリング》

 団体戦は鳥栖工と鹿島実が出場。鳥栖工は九州新人大会個人60キロ級を制した小柴亮太、岩手国体少年フリースタイル66キロ級5位の諏訪間新之亮、同84キロ級5位の中村亜靖ら実力選手がそろう。鹿島実は全国選抜出場の北村元気と青木竜也が中心となって鳥栖工に挑む。

 個人50キロ級は、新人戦を制した江下和希(鳥栖工)と4月のJOCジュニア選手権カデット・グレコローマン42キロ級で優勝した荒木瑞生(同)の争いか。鳥栖工勢は60キロ級の小柴、66キロ級の諏訪間、84キロ級の中村も有力。鹿島実は55キロ級の北村と74キロ級の青木が頂点を狙う。

このエントリーをはてなブックマークに追加