テーブルの紙にメモを書き留めながら意見を交わす参加者たち=嬉野市塩田町の杉光陶器店「三の蔵」

■「郷土の歴史大事に」の声も

 嬉野市の未来について市民らが語り合うイベントが23日、嬉野市塩田町の杉光陶器店「三の蔵」であった。高校生からシニア世代まで約30人が、「10年後の嬉野」をテーマに熱く意見を交わした。

 4、5人ずつのグループに分かれ「10年後の嬉野で大切にされていること」について、それぞれ意見を発表した。九州新幹線長崎ルート開通に向けて整備が進む駅周辺の開発や観光、産業、環境保全に関する意見が続出。「長期間かけて人口を増やしていく施策を」「嬉野町不動山地区に残るキリシタン史跡など郷土の歴史を大事にしてほしい」という声も上がった。

 席替え後は、「10年後のまちの姿」について意見を交換。参加者は「若い人が楽しめる施設があれば」「若者が働ける大きな企業が必要」「今回のように気軽に集まって話せる場がほしい」と熱心に訴えていた。

 塩田津町並み保存会の森聡子さん(58)は「歴史や人とのつながりを大切に楽しく生きていける市であってほしい。若い人も一生懸命に地域のことを考えてくれていることが分かり頼もしかった」と話した。

 第2次総合計画策定に向け、市民の意見を取り入れる狙いで市が開いた。5月には嬉野町で第1回が開かれ、今回は同じテーマで場所を変えて開催した。

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