ボシに入ったろうそくの炎が揺らめき、幽玄の世界が浮かび上がる秘窯の里「大川内山」=伊万里市大川内町の大川内山

 伊万里市大川内町の大川内山で22日夜、“秘窯の里”の窯元群を照らす「ボシ灯ろうまつり」が開かれた。灯ろう約2500個の揺らめく炎が浴衣姿の人たちを夕闇に浮かび上がらせ、幻想的な雰囲気を醸し出していた。

 灯ろうまつりは8月31日まで開かれている風鈴まつりのメインイベント。「ボシ」は焼成する際に焼き物を入れる素焼きの耐火性容器。連日の猛暑日となったにもかかわらず、伊万里鍋島焼会館前の広場は、涼を求める多くの人でにぎわった。午後7時に点火が始まると、蛍火のような明かりが一つ、また一つと広がり、家族連れや恋人たちが粋な夕涼みを楽しんでいた。地元の若手グループによるイベント「地酒小路」も同時開催。伊万里・有田の地酒でほろ酔い気分となって通りを歩く姿も見られた。

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