来年築城800年を迎える唐船城跡を視察する有田町議=有田町山谷

 来年築城800年を迎える有田町山谷の唐船城(とうせんじょう)跡を25日、有田町議会(松尾文則議長、16人)議員が視察した。本丸周辺や展望台などを回り、城跡の現状を知るとともに町おこしへの活用策を考えた。

 唐船城は中世に九州西北部で活動した武士団、松浦党の一派で、有田一帯を治めた有田氏の居城。初代の有田栄が建保6(1218)年に築城したとされる。戦国時代の混乱期を経て、元和元(1615)年の一国一城令で廃城になったと考えられている。

 視察では地元出身の池田榮次議員が、大正年間に建立された「唐船城址」の碑や、こけむした石垣や石段が残る本丸、二の丸などを案内。有田氏の家紋の由来や有田氏の歴史を紹介した。

 池田議員は「800年の歴史は町の大きな財産。観光客誘致につながれば」と、昨年の有田焼創業400年に続く歴史を生かした町づくりを期待した。

このエントリーをはてなブックマークに追加