悔しさをかみしめつつ、健闘したナインにねぎらいの拍手を送る鳥栖の応援席=佐賀市のみどりの森県営球場

 九回の奇跡を信じ三塁側スタンドで声をからし続けた400人を超す鳥栖の応援団。逆転はならなかったが、粘り強く戦ったナインに惜しみない拍手が送られた。

 初回、幸先良く先制すると、生徒たちはメガホンやお互いの手をたたき合って喜び、一気にボルテージは最高潮に。

 しかし直後に逆転を許し、追う展開が続いた。ただ、今大会は幾度も九回に逆転や勝ち越しを果たしていただけに消沈することはなかった。応援をリードする太鼓をたたき続けた2年生の野球部員大坪新也さん(16)は「最終回まで何かあると思っていた。先輩たちの分まで練習に打ち込みたい」と悔しさを糧に成長を誓った。

 打線の援護を待った亀川嘉輝投手の父裕造さん(44)は「本当にあと一歩。良い仲間に恵まれたからこそここまで来られた」とねぎらった。

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