鳥栖工 1-0 佐賀東 

 ▽1回戦(みどりの森県営球場)

佐賀東000 000 000 

鳥栖工000 000 000 

(延長十一回)     00  0

            01x 1

▽二塁打 伊東(佐)

 鳥栖工が佐賀東との延長にもつれる投手戦を1-0で制した。

 鳥栖工はエース酒井が序盤のピンチを切り抜けてリズムをつかみ、10安打を浴びながらも無失点と粘投。打線は佐賀東の好投手、福島雄を攻めあぐねたが、延長十一回に小技を絡めて2死二、三塁の好機をつくり、4番福井の内野安打で試合を決めた。

 佐賀東は福島雄が被安打3と好投したが、打線が10安打を放ちながらも再三の好機を生かせなかった。

 鳥栖工・酒井鉄朗(延長十一回を投げ抜き勝利に貢献) 抜けたと思った打球も多かったがバックの守りに助けられた。

■好投手福島初戦で涙

 プロ注目の右腕、佐賀東の福島雄大が初戦で涙を飲んだ。10回2/3を被安打3に抑える力投もむなしく、鳥栖工にサヨナラ負け。最後の打球の行方を見守った189センチのエースは、その瞬間、マウンドで崩れ落ちた。

 小学3年で野球を始めた。最初は捕手だったが、高校入学直後に「自分で試合をつくりたい」と投手転向を志願。毎日走り込みを欠かさず、下半身を鍛え上げた。入学当初72キロと細身だったが、今年に入り「1日6、7食食べるようになって」86キロまで増量。たくましさを身に付けた。

 この試合も初回の打席で右肩に死球を受けたが、直後に自己最速タイの143キロをマーク。その後、球速こそ伸びなかったが、七回まで無安打に抑えた。155球目で力尽きたものの、最終盤まで相手に付け入る隙を与えなかった投球は「県内指折りの好投手」の評判に恥じなかった。

 最後の夏を勝利で飾れず、悔しさをにじませた福島雄。「大学かプロ。上のレベルでやりたい」。高みを見据えて球場を後にした。

鳥栖工1―0佐賀東

   佐賀東打安点

(2) 山 口410

(9) 伊 藤520

(1) 福島雄410

(4) 伊 東430

(8) 犬 塚310

(7) 木 村400

(5) 白 石410

(3) 田 村310

(6) 内 田300

   計 34100

 振球犠盗失併残

 7440109

   鳥栖工打安点

(8) 千 年500

(6) 原 口410

(5) 松 尾200

(3) 福 井411

(9) 磯 野400

(1) 酒 井400

(7) 古 沢410

(2) 岡 本300

(4) 高 田300

    計 3331

 振球犠盗失併残

 6431137

投 手 回      安 振球

福島雄 10 2/3 3 64

酒 井 11     1074

第98回全国高校野球選手権佐賀大会

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