事務所の開設を喜び、今後の活動の抱負を述べる「ピースウィンズ・ジャパン」「A-PAD・ジャパン」代表の大西健丞氏=佐賀市松原1丁目

■大西代表「地元CSOと一緒に」

 世界各地の紛争や大規模災害に対する人道支援活動を行い、2月に佐賀県と進出協定を結んだNPO「ピースウィンズ・ジャパン」佐賀事務所と、姉妹団体のNPO「アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)・ジャパン」本部事務所の開所式が8日、佐賀市松原1丁目の同事務所であった。県内の行政、CSO(市民社会組織)関係者ら約50人が新たな市民活動の拠点の開設を祝った。

 両団体は昨年末から県内で活動しており、佐賀市内のレンタルシェアオフィスを拠点にしていた。今年4月ごろの事務所開設を目指していたが、熊本地震の支援活動を優先し先延ばしに。ようやく今月から新事務所に入居した。

 新事務所はビルの6階にあり、広さ約90平方メートル。両団体が入居し、スタッフ5人が勤務する。オフィス内の仕切りに県産材を使用したほか、テーブルや棚は諸富家具にするなど「県産」にこだわった造りで、「気軽に訪れてもらえるよう開放的にデザインした」という。

 開所式では、両団体の代表を務める大西健丞(けんすけ)氏が「佐賀は新しいことをするには適した地。地元のCSOなどと一緒になって活動を日本、アジア、世界へと展開したい」とあいさつ。佐賀県県民環境部の山口康郎部長が、「しっかり佐賀に根を下ろし、さまざまな活動に取り組んでほしい」と期待した。

このエントリーをはてなブックマークに追加