退職記念の写真集を出版した鹿島市職員の森田博さん(左)と打上俊雄さん=鹿島市役所

 今月末で鹿島市役所を退職する打上俊雄さん(60)と森田博さん(60)が、退職記念写真集を自費出版した。2人が撮影した鹿島の自然豊かな風景や地域のつながり、市政の節目となった一コマなどを収めている。

 2人は鹿島高出身の同級生で、共に1980年4月入庁。打上さんは主に企画財政畑、森田さんは都市計画畑を歩んできた。カメラが共通の趣味だったことから写真集を企画。全110ページで、1ページごとに写真1枚と文章を載せている。

 打上さんは地域の面浮立や草葺(ぶき)民家をはじめ、「若い職員が過去の経緯を知るきっかけにもなる」と新幹線問題や合併問題、県内初となる文書のファイリング導入、10年前の市長車の売却などの節目も収めた。

 森田さんは過去に写真雑誌に掲載された腕前を生かし、山から里、有明海に至る鹿島の風景や暮らしを活写。野の花にも目を向け、「上ばかりを見ずに足元を見てほしい」と後輩へのメッセージを込めた。

 写真集のサブタイトルは「人生の中間報告」。2人は「第一線は退くが、一市民として後輩の仕事を応援し、鹿島市に恩返しをしていきたい」と話す。写真集は実費相当の1冊千円。問い合わせは鹿島書房、電話0954(62)2557。

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