旧多久北部小学校を改修新築した多久市児童センター「あじさい」。敷地面積では県内最大を誇る=多久市北多久町

広い遊戯室と、多久にゆかりのある男性からの寄付で製作した木製の遊具=多久市児童センター

 県内最大の敷地面積となる多久市北多久町の市児童センター「あじさい」が31日、オープンを迎える。就学前の幼児から高校生までの利用が見込まれ、地域のサークル活動の拠点にもなることから、あらゆる年代層の交流の場として期待される。

 児童センターあじさいは、旧多久北部小学校の南棟を改修新築し、鉄筋コンクリート2階建て。延べ床面積も3千平方メートルあり、児童福祉を目的とした複合施設では県内屈指となる。教室をはじめ音楽室や図書室など旧校舎の機能を最大限に生かし、幼児・授乳室や創作活動室など特色のある施設空間に整備した。

 最大の目玉は、未就学児を対象にした266平方メートルの広々とした遊戯室。室内には、北海道産の樹木を素材にした滑り台や木製オルゴール、木の玉を敷き詰めたプールを設置。多久にゆかりのある東京都の男性からの約1千万円の寄付を原資に製作した。

 同児童センターは県中西部の児童福祉施策も担う。鳥栖市に続いて県内2カ所目となる発達障害児等療育事業を行うほか、看護師を随時派遣し病後児保育室を設け、子育て支援センター事業にも乗り出す。

 2階部分には児童・生徒らが雨天時の交流の場としても利用できる「多目的エリア」(382平方メートル)や地域サークルを支援する活動室を4室備えている。市福祉課の担当者は「市内はもとより、市外からの活用を期待している」と話している。

このエントリーをはてなブックマークに追加