ホシユタカのパッケージ。チャーハンのレシピ付き

商品案を説明する学生=佐賀大学教養教育2号館

ホシユタカのパッケージ。パエリアのレシピ付き

■JA伊万里、凸版印刷、佐賀大がコラボ

 伊万里特産の長粒米「ホシユタカ」の普及を目指し、JA伊万里と凸版印刷、佐賀大学が立ち上げた「ホシユタカ プロジェクト」。昨年7月から始動して先月、佐賀市の佐賀大学本庄キャンパスで活動を報告した。長粒米は日本ではまだ、あまりなじみがないので、家庭で楽しめるオリジナルレシピを付けて販売しようと提案した。

 JA伊万里と凸版印刷は、長粒米のPRに若者のアイデアを取り入れようと同大地域芸術デザイン学部の有志を募り、1年生6人が集まった。学生が自分で調理してチャーハンやパエリヤ、リゾットのレシピを考案。パッケージも猫をモチーフにしたかわいらしいデザインに。商品は12月に伊万里市で行われた「JA伊万里農業まつり」で販売し、客の意見を参考に「1人暮らしの女性」をターゲットに決めた。簡単に調理できる和風リゾット「大人のねこまんま」などの商品案を紹介し、今後は実現性やコスト面の見直しが課題となる。

 プロジェクトに参加した同大の斉藤二葉さん(19)と白石真巳さん(19)は「提案した商品設定やパッケージデザインがプロの力でかわいくリメークされたり、自分では思いつかないアイデアが上がってきたりして新鮮だった。今後はホシユタカだけでなく、伊万里の農産物を使ったフルコース企画や、今までにないようなパッケージデザインの考案にも挑戦したい」と話した。

 JA伊万里の石戸勉さんは「学生と一緒に商品開発したのは初めて。SNSの活用では教えられたことが多く、会社にも取り入れていきたい」と感心。若い世代の力を借り、一緒に地域を盛り上げていきたいと意気込んだ。

 ホシユタカは伊万里市の道の駅伊万里ふるさと村で300グラム300円、1キログラム540円で販売。問い合わせはJA伊万里 営農畜産部、電話0955(23)5555へ。

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