厚生労働省は30日、「処遇改善加算」の報酬を取っている介護事業所の介護職員(常勤)の平均給与月額が2016年9月時点で、前年同月比9530円増の28万9780円だったと発表した。

 調査は特別養護老人ホームなど全国8055の施設や事業所から有効回答を得た。基本給のほか、手当や一時金を含む。基本給(月額)のみだと、2790円増の17万9680円。

 年齢や勤続年数を基準に自動的に上がる定期昇給ではなく、賃金水準そのものを引き上げるベアを実施したのは16%にとどまった。

 介護職員の処遇改善は、15年に最大で1人当たり月1万2千円相当の加算を設けた。今年4月からは、さらに平均月1万円引き上げる。

 厚労省は処遇改善加算を取得している障害福祉サービス施設・事業所についても福祉・介護職員(常勤)の平均給与月額を発表。16年9月時点で1万3807円増の29万7069円だった。全国7756施設・事業所から回答を得た。【共同】

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