感染症について講演した難民を助ける会佐賀事務所長の久保田雅文さん=佐賀市の県国際交流プラザ

 認定NPO「難民を助ける会」の久保田雅文佐賀事務所長が22日、佐賀市の県国際交流プラザで感染症について講演した。正しい知識を身につけて予防に力を入れる重要性を強調した。

 久保田さんは細菌、ウイルス、原虫など病原体について解説。天然痘の撲滅に貢献した種痘が佐賀から始まった歴史にも触れた。

 抗生物質に耐性を持つ菌が登場し、結核の発症、院内感染が増えていることを指摘した。家畜や人体に抗生物質を大量投与していることが原因とし「薬と菌のいたちごっこが続いている。感染経路を遮断し予防することが大事だ。病原体に関して正しい知識を持つ“知のワクチン接種”を進めよう」と呼び掛けた。

 講演は、国際協力などを行う12団体がつくる「佐賀NGOネットワーク」が昨年11月から開いており、今回で4回目。団体の関係者だけでなく一般参加できる公開講座として開催した。県ユニセフ協会と県海外協力協会の活動紹介もあった。

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