受け入れ家族と乾杯をするタイの留学生たち=佐賀市高木町の古賀空手道場

■日本の企業文化学ぶ

 柳川高校(福岡県柳川市)に留学中のタイの高校生8人が23日から、佐賀市を中心とした企業の経営者宅でホームステイしている。日本語を勉強しながら受け入れ家族の家事を手伝い、企業でも「インターン」として経験を積む。8人は「仕事や手伝いを頑張り、日本語も上手になりたい」と意気込んでいる。

 佐賀市の古賀空手道場で23日、ウエルカムパーティーがあり、留学生と受け入れ家族と初対面。受け入れ家族から「親だと思ってね」「いい思い出をつくろうね」などと優しい声を掛けられ、留学生はほっとした表情を見せ「よろしくお願いします」とあいさつした。食べ物の好き嫌いや趣味、呼んでもらいたい名前など、滞在中の生活に必要な自分の情報を話した。

 ホームステイは、国際交流・協力事業を手掛ける地球市民の会(佐賀市)の主催。留学生が住んでいる学生寮が夏休み期間は閉鎖になることを受けて企画した。佐賀市内を中心に受け入れ先を募り、カフェや介護施設、害虫駆除業などの経営者が手を挙げた。

 同会の多良淳二副会長は「タイの高校生への奨学金支給が終了し、新たな取り組みを模索していた。長期間のホームステイ事業は初めてだが、これまでのノウハウを生かし、留学生の日本の家族づくりや企業文化を学ぶ経験につながれば」と期待した。

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