色とりどりのサツキで最後の展示会を華やかに飾った嬉野さつき愛好会の会員ら=嬉野市公会堂

 嬉野市嬉野町のサツキ愛好家でつくる「嬉野さつき愛好会」の第33回展示会が、嬉野市公会堂で開かれている。会員の減少と高齢化により、今回を最後に休会となる予定。会員が丹精込めて育てた約60鉢が色とりどりの競演を見せている。31日まで。

 現在の会員は5人で、平均年齢は70歳。橋爪輝彦会長らによると、最盛期の約20年前は40人近くおり、マイクロバスで視察旅行なども実施するなど「ブームだった」。次第に若い入会者が減り、年齢層が高くなっていったという。

 サツキを育てるには朝晩の水やりや3年に一度の植え替えなど手がかかり、橋爪会長らは「今の若い人は面倒に感じるのだろう」と人気が下火となった理由を推し量る。一方で会員らは「手を加えるだけ理想型に育つ」とサツキの醍醐味(だいごみ)に浸り続けてきた。

 約4千品種あるといわれる通り、今回の展示会にもさまざまなサツキが並ぶ。花の色は白、ピンク、赤のほか、黄みがかったものもあり、形や枚数も多種多様。知事賞は橋爪会長が出品した「花宝(かほう)」とよばれる品種で、白く大きな花びらに縮れがあり、所々にピンクの筋が現れている。

 「休会は寂しいが、今後はOB会を作り、かつての会員同士で交流を続けたい」と橋爪会長。観覧時間は午前8時から午後5時(最終日は午後3時まで)。

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