地域の活性化に向けて発足したきばる塾の設立総会=神埼市の城原公民館

 神埼市の城原地区住民たちが28日、地域の活性化を考えようと、「きばる塾」を立ち上げた。佐賀大学や西九州大学の学生も加わり、地域の伝統や景観の継承に向け協働していく。

 往時120戸あった集落は現在80戸。地域の衰退感を覚えた住民たちが動き出した。月1回の勉強会から始め、事業収益を生み出す仕組みづくりを目指す。西九州大学の学生は福祉の視点から、佐賀大学はまちづくりの観点から課題解決の学びにつなげる。

 設立総会の後、学生は地区を歩いて回り、城下町だったふもと一帯や城を守るために築かれた土塁や堀などを見学した。佐賀大3年の松竹美穂さん(20)は「歴史や自然が魅力的だった。外部の視点を生かしながら、地域の資源を発信していければ」と意欲を見せた。田中利明区長(75)は「明るい将来を作っていくため、忌憚(きたん)ない意見をもらえれば」と話した。

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