2020年東京五輪の開幕まで3年となり、都庁前広場で披露されたプロジェクションマッピング=24日夜

 2020年東京五輪は24日、開幕まで3年となった。国民的行事に向け機運を盛り上げようと、五輪旗とパラリンピック旗を披露する「フラッグツアー」が本格化し、青森-東京間を市民ランナーらがつなぐリレーも開始。各地の記念イベントにはメダリストや東京都の小池百合子知事らが参加し、大会の成功をアピールした。

 都庁前広場でのイベントで小池知事は「あと3年、たった3年。これからますます機運を盛り上げて、みんなの五輪・パラリンピックにしていきたい」とあいさつ。フラッグツアーのPR役を務める人気グループ「TOKIO」や、1964年東京大会重量挙げ金メダリストの三宅義信さんらも出席し、庁舎の壁面に東京の景色や文化を紹介するプロジェクションマッピングを上映した。

 両旗はこれまで東京都内の全区市町村と、東日本大震災の被災地や熊本県で披露された。24日の埼玉、千葉両県を皮切りに、今月中に北海道と茨城、静岡両県、9月に神奈川県を訪れ、2年かけて全国を巡回する。

 競技会場となる幕張メッセ(千葉市)とさいたまスーパーアリーナ(さいたま市)の近くでは、埼玉、千葉両県知事が五輪旗を受け取った。

 青森市では、東日本大震災の被災地を約1800人がランニングと自転車でたすきをつなぐ「未来(あした)への道 1000km縦断リレー」がスタート。都などが主催し5回目となる今年は、五輪金メダリストのレスリング女子伊調馨選手や女子マラソン高橋尚子さんらがゲストランナーに。8月7日に東京・両国国技館にゴールする予定。

 スタート式では都庁と中継をつなぎ、小池知事も一緒にラジオ体操。都は20年大会の開催期間に当たる7月24日~9月6日、職員が毎日午後一斉に体操する。

 サーフィン会場となる千葉県一宮町の釣ケ崎海岸では、プロサーファーらが切れのある技を次々に披露した。サッカー1次リーグが行われる札幌市では、さっぽろテレビ塔が五輪マークと同じ5色にライトアップされた。【共同】

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