ガラス製品の製造現場を見学する台湾のバイヤーら=佐賀市の副島硝子工業

 佐賀県内の工芸品メーカーなど14社が12日から3日間、シンガポールと台湾のバイヤーと商談した。各社の製造現場も案内し、品質の維持・向上に向けた取り組みや技術を説明。商品が出来上がるまでの過程を含めてアピールした。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)が、海外展開に取り組む諸富家具振興協同組合と共同で企画した。肥前名尾和紙や有田焼、ガラス工芸メーカーにも呼び掛け、諸富家具メーカー2社のブランドデザインや販売などを担う5人に売り込んだ。

 肥前びーどろを製造する副島硝子工業(佐賀市)では、「宙吹き」と呼ばれる型を使わない成形法を紹介。日本のハンドメード雑貨などを扱い、年内にも新店舗をオープンするという台湾のバイヤーは「日本製の品質の高さを改めて理解できた」と製品購入に前向きな姿勢を見せた。

 副島硝子工業の担当者は海外への販路開拓に意欲を示す一方、「製造に時間が掛かったり、個数が限られたりする製品もある。要望にどこまで応えられるだろうか」と課題も見据えた。

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