英国から剣道を学びに来た剣士たちを指導する田代潤一教士八段=唐津市厳木町の厳木小体育館

 英国で剣道を学ぶ13人が、24日まで3泊4日の合宿のために唐津市厳木町に滞在し、暑中稽古に汗を流した。縁がある剣道教士八段の田代潤一さん(62)の指導を仰ぎ、日本の文化にも触れた。

 厳木町で武道具専門店「天風堂」を営む田代さんは年に数回、欧州中心に海外で剣道を教えている。昨年2月には英国ウェールズの首都カーディフに1週間滞在。そこで教えた道場の生徒たちが7月中旬から福岡教育大学に合宿すると聞き、声掛けした。

 訪れたのは12~40歳までの13人で、猛暑の中、厳木小学校体育館で地元の少年剣士らとともに基本を学んだ。大学時代に剣道を始めたというジェームス・オーグルさん(31)は「剣道はスポーツではなく修行。稽古後に体と心のストレスがなくなり、人にやさしくなれる」と魅力を語った。

 田代さんは「剣道に取り組む姿勢はみんな素晴らしい。暑中稽古や寒稽古、条件が厳しい中で稽古に励むことは人間の節をつくることになる。来てよかったと思ってくれれば」と話していた。

 市内観光とともに書道や座禅、そうめん流しなどを体験、地域の祭りにも参加して交流を深めた。

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