雨の影響で杉の木が倒れ、交通規制が敷かれた国道263号=佐賀市三瀬村杠

 佐賀県内は12日、梅雨前線の影響で明け方から局地的に激しい雨が降った。1日の雨量は唐津市二タ子が最も多く、1時間に28ミリを観測した。JRの運転見合わせや倒木による通行規制などで交通に乱れが出た。

 JR九州によると、長崎線の肥前鹿島~諫早間と多良~小長井間で一時運転を見合わせた。このため、特急と普通列車に上下線合わせて計24本の運休と21本の遅れが出て、乗客約5500人に影響した。

 佐賀市三瀬村杠の国道263号では、高さ約10メートルの杉の木が道路側に倒れ、約3時間にわたり片側交通規制が敷かれた。佐賀署によると、現場付近では、倒木に気を取られた60代男性の乗用車が、停車中の車に追突し、計3台が絡む玉突き事故になった。

 佐賀地方気象台によると、13日は多いところで1時間に70ミリの雨が予想され、1日の雨量が300ミリに達する恐れがある。これまでの雨で地盤が緩んでおり、土砂災害や低地の浸水などに注意を呼び掛けている。

 佐賀市では、富士町や大和町などで11世帯15人が自主避難した。

このエントリーをはてなブックマークに追加