27日、イタリア南部シチリア島のシゴネラ基地で演説するトランプ米大統領(AP=共同)

 【ワシントン共同】就任後初の外遊から帰国したトランプ米大統領は28日、メディア批判のツイッターを連発した。娘婿のクシュナー大統領上級顧問が、政権移行期にロシア政府に秘密の通信回線設置を打診したなどと報道されたことを受け、「偽ニュースは敵だ!」などと書き込んだ。

 トランプ氏は中東、欧州歴訪を「ホームラン」と自賛したが、その間、米国ではロシアとトランプ政権の不透明な関係を巡る報道が相次いだ。不満を募らせるトランプ氏は、批判の矛先を再びメディアに向けたようだ。

 トランプ氏はツイッターで、一連の報道について「情報源の名前も書いていない。でっち上げじゃないのか」と主張。一方で、英中部の自爆テロで英国の捜査情報が米側からメディアに流出したことについては、英国のメイ首相が「非常に憤慨していた」と述べた。

 別のツイートでは、モンタナ州で行われた25日の下院補選で、英紙記者を暴行したと告発された共和党候補が当選したことを挙げ、「大勝利」にもかかわらず「報道が少ない」と指摘した。

 ロシア疑惑究明の動きに神経をとがらせるホワイトハウスは、メディア対策として大統領のツイッターの管理も検討しているもようだが、現時点では事前検査などが行われている気配はない。

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