ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と長崎県地盤の十八銀行が、今年10月に計画していた統合時期の再延期を25日に正式決定することが24日、分かった。統合時期を「未定」とすることも決め、期限を切らずに統合の実現を目指す。統合により競争環境が悪化することを懸念する公正取引委員会の審査が難航しているため。複数の関係者が明らかにした。

 25日午後にFFGの柴戸隆成社長と十八銀の森拓二郎頭取が記者会見を開き、発表する見通し。計画では統合後にFFG傘下の親和銀行(長崎県佐世保市)と十八銀が合併する予定となっており、同一県内の有力地銀同士が統合・合併する「モデルケース」になるとして注目されていた。統合計画が見通せなくなったことで、人口減少とマイナス金利で経営環境が悪化し、再編を模索するほかの地銀の戦略にも影響を与える可能性がある。【共同】

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