駆け込み寄付の対応に追われる、ふるさと納税業務の受託業者=3月31日、三養基郡上峰町役場別館

 総務省がふるさと納税の寄付額に対する返礼品の調達額上限を3割とする方針が報道されて以降、県内でも駆け込みでの寄付が相次いでいる。「還元額」が高いうちに返礼品の恩恵を受けようとする消費者心理が働いているようだ。

 全国有数の寄付額を誇る上峰町では、総務省方針が報道された22日以降、寄付額が急増した。町まち・ひと・しごと創生室によると、3月は中旬までは1日平均300万~500万円程度だったが、同1500万~2千万円に急増した。県内では鹿島市、小城市、伊万里市、太良町、白石町でも同時期、1割増~2倍程度に伸びているという。

 上峰町の担当者は「現在は返礼品の調達額が3割より高く、総務省の方針を知った寄付者が『年度内に』と考えるのは自然」と話す。町のふるさと納税寄付額は2月末で44億1775万円だったが、目標の46億円に届く見込みという。

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