2回戦・鳥栖商-佐賀商 佐賀商1回裏無死満塁、4番野中翔太が左越え満塁本塁打を放ち4-0と先制する=佐賀市のみどりの森県営球場

2回戦・鳥栖商-佐賀商 佐賀商1回裏無死から満塁本塁打を放ち笑顔でナインの祝福に応える4番野中翔太(左から2人目)=みどりの森県営球場

 今大会屈指のスラッガー、佐賀商の4番野中翔太が、この夏最初の一振りでいきなり真価を発揮した。

 初回無死満塁で打席に立つと、ボール球を見送ってからの2球目、高めの直球をバットの芯で捉えた。打った瞬間、自ら「いった」と手応えを得た会心の当たり。打球は風にも乗って一直線に左中間スタンドに飛び込んだ。野中はダイヤモンドを一周し仲間にハイタッチを求められると、満面の笑みで応えた。

 持ち前の長打力を見込まれ、1年生から佐賀商の4番を任されたが、その重圧に苦しんだ時期もあった。春先からは打撃フォームを修正。力まずに軽く振ることを意識し、右方向への打球が増えると打率も向上した。

 「打席では後ろにつなぐことを意識するだけ。長打はその結果出たらいい」と野中。4番の一発を号砲に第1シードが力強い一歩を踏み出した。

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