国の2017年度予算成立を受け、国土交通省と農林水産省は31日、都道府県別の予算配分を公表した。佐賀県関係では大きな新規事業はないが、継続事業の有明海沿岸道路や佐賀唐津道路、佐賀空港整備に順当に配分され、県は「要望活動の成果が出ている」と手応えを示した。

 福岡県大川市を起点に佐賀市や小城市を経由して鹿島市に至る有明海沿岸道路は国直轄の「大川佐賀」に前年度比1・37倍の約28億8千万円、県主体の「佐賀福富」には前年度同額の42億円が配分された。

 前年度、調査設計費1千万円が新規採択された佐賀市と唐津市を結ぶ佐賀唐津道路の「多久佐賀」には2億円が付いた。県道路課は「全国的に直轄道路事業は前年度並みの中、県は若干伸びた」としている。

 佐賀空港関連では、県主体の駐機場拡張や滑走路のメンテナンス、国直轄の無線施設整備に前年度と比べ約2倍以上の3億2500万円が付いた。

 九州新幹線長崎ルートの開業に向け、工事が本格化している武雄温泉-長崎駅間は大幅増の800億円が配分され、武雄トンネルなどの整備を進める。

 農水省の佐賀県関連予算は基盤整備やクリーク防災事業などに「ほぼ対前年度並み」(県)の配分がされている。

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